ファッション誌などに出てくるカタカナなどの専門用語。
本当の意味は知らないけどスルーしてるものも多いのではないでしょうか。
ここではそんなスルーされがちな用語から定番用語までピックアップして解説していきます。
より詳しく知ることでもっとファッションを楽しめるようになれるでしょう。
基本的なファッション用語【素材編】
アンゴラ |
ニットなどによく使われます。アンゴラ山羊やアンゴラウサギの体毛が原料。 やわらかくなめらかな肌触りをしています。 |
カシミヤ |
ニットやカーディガンに使われる高級素材。カシミヤ山羊の体毛が原料。 軽くてなめらかな肌触りをしています。 |
スエード |
スエードはフランス語でスウェーデンの意味。 使いやすく加工したなめし革のことで、子牛の革が原料。 |
ツイード |
スコットランドのツイード河周辺が原産。ジャケットなどに使われます。 太い紡毛を使用した毛織物の総称です。 |
別珍 |
パンツやジャケットによく使われます。生地は厚く暖かいもので、光沢があります。 綿糸が原料の綿パイル織物です。ベロアとも呼ばれます。 |
リネン |
夏に大活躍する麻素材。なめらかでやわらかく、しわになりにくい生地です。 亜麻素材が原料。 |
基本的なファッション用語【定番柄編】
アーガイル |
セーターや靴下によく使われます。 ひし形が特徴的で、細いななめ格子とともに構成されているチェック柄です。 |
市松模様 |
歌舞伎の袴が元で、着物の柄として広まりました。 2色の正方形を交互に配置して構成されている格子模様になっています。 |
ギンガムチェック |
基本的には白と他1色で構成されている柄です。 染めた糸を格子柄に織った綿製品に使われるチェック柄の総称です。 |
タータンチェック |
由来はスコットランドの民族服の柄。 幅が広い綿と細い綿で構成されているチェック柄を日本ではこう呼びます。 |
ヘリンボーン |
コートやジャケット、スーツによく使われる柄です。 にしんの骨という意味ですが、日本では杉綾と呼ばれています。 |
マドラスチェック |
マドラスというインドの港町が発祥。 ビビットカラー(緑・黄色・オレンジなど)が使われている格子柄です。 |
基本的なファッション用語【その他】
アンシンメトリー |
左右非対称なデザインのものを指します。シンメトリー(対称)の反対語。 あえてバランスを崩して変化をつけたりします。 |
ウエストコンシャス |
ウエストの細さを強調するスタイルのこと。 メリハリをつけてスタイルをよく見せるために使います。 |
エンブレム |
象徴・マークの意味。本来は貴族などが使用する家紋で格調高いものでした。 現在は制服の胸ポケットにあったりファッションの小物として使用されています。 |
デッドストック |
市場で陽の目を見ることなく倉庫に眠った状態の在庫のこと。 状態良好なことが多く、プレミア価格で取引されることもあります。 |
フェイクレザー |
本物の革より安価で軽く手入れが簡単なのが特徴。 レザーっぽく加工された合成皮革です。 |
リアルクローズ |
一般的に着るカジュアルなものと違い、 ちょっと高めでデザイン性がある服をあらわすことが多い。 |
立体断裁 |
平面で製図されたものに対し、人体に巻きつけて製図・裁断されたもののこと。 人の体に沿った形なので動作しやすく着心地がよくなっています。 |
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